DIARY
九十九の写メ日記
九十九
の写メ日記

2026年4月27日くもり
福岡空港に私は降り立った
赤羽秘密基地白州代表、Good Looking Guy天我タクマ代表に誘われ、人生初となる『船釣り』をする為だ
夕方、白州氏の友人、しろ氏を含めた3名とホテルにて合流
その後、翌日必要なルアーや糸、釣り針などを買い出しに行き、ホテルでセッティング
後に就寝
4月28日くもり
ここからは、体感時刻と共に
4:00
起床、出発準備にとりかかる
何よりもの最重要事項『酔い止めの薬を飲む』完遂
4:30
ホテル出発、レンタカーにて糸島の漁港を目指す
5:30
漁港到着、船長が既に船を準備してくれていて、出港準備
6:00
出港、本日は韓国との国境付近まで行くとのこと
出港直後の波は、想像してたよりもとても穏やかだった
6:30
沖合いに出てしばらくすると、かなり船が上下に揺れるようになってきた
7:00
船長、白州氏曰く「荒れてない」とはいうものの、上下に加え、船底を軸にメトロノームのように左右にも揺れる動きが加わってくる
しかしながら、最強のお守り『ア〇ロン』のおかげか、気持ち悪くはない
むしろ、この状況で甲板にいて、海に落ちやしないかの方が心配ではあった
7:30
船のレーダーに魚群が映り始め、釣りを開始
後々理解したのだが
船長が魚群を見つける
↓
釣りを開始(5~10分)
↓
移動
↓
船長が魚群を見つける
↓
ENDLESS
という流れを、16:30までひたすら繰り返していた
しかも、その釣りというのがルアー(疑似餌)フィッシングなので、如何に疑似餌を生きてるかのように錯覚させて、魚に食いつかせるような動きをしなければならないわけだ
つまりは
船で移動(揺られながら)
↓
甲板で釣り(揺られながら腕を動かしながら)
↓
船で移動(揺られながら)
をここから凡そ9時間
おそらくこれを先に丁寧に説明されてたら絶対参加してなかったであろうから、逆に無知で行って良かったと思う
そんな初心者に、白州氏はとても丁寧に釣り方をレクチャーしてくれた
まず午前中は【ジギング】という釣り方
午後は【キャスティング】という釣り方になるのだが、素人の私なりの安直な解釈としては
疑似餌を
海底に疑似餌沈めて『縦に』引き上げる間に魚に食いつかせるか【ジギング】
遠くの海面に疑似餌を投げ飛ばし『横に』引き寄せる間に魚に食いつかせるか【キャスティング】
の違いなんだろうなとの解釈
もちろん、もっと奥深いのだろうが、釣り歴1日の超初心者の解釈としては十分
その疑似餌を自分の手元に戻すまでの間に、如何に竿を動かしながらリールを巻くか、がとても重要なのだろうが、私は結局見様見真似で1日を終えた
時系列を戻そう
8:00台
しろさんが最初の魚を釣り上げた
ブリだ
今回の狙いは、ヒラマサ、ブリ、カンパチを主に狙っていたので、正に狙い通りの釣果だ
そして、それを皮切りに、白州氏、船長も釣り上げていく
その間、私やタクマ氏にも「当たり」はあった
当たりとは、魚が、一瞬疑似餌に噛み付きはするも逃げられることで、悔しさはあるが「もう少し!」と思わせてくれる
特に私には
疑似餌(前日購入、約2,000円)を、おそらく丸呑みにされ、糸を引きちぎられる
という当たりがあった
白州氏曰く、相当大物だったんじゃないかと思う、とのことで「2,000えん、、、」とは思いつつも「オラわくわくすっぞ!!」と思わせてくれた
10:00
ウルトラマンのカラータイマー、バフ呪文効果、そして命
何事にも終わりがあるように、ア〇ロンの効果にも終わりが来たようだ
そりゃそうだ
3時間近く、回転こそないがUSJのハリポタのアトラクションに乗り続けてるようなもんで(九十九は1回乗ってその後1時間ぐらい動けなくなったやつ)
一度「酔ったかも」と認識し始めてからは早かった
限界を迎えてはキラキラ、キラキラの後は意識が戻るのでジギング再開、次の移動が始まるとまた限界を迎える
正直「もう船内に戻って休みます」と何度も言おうと思っていた
しかし、誰かが釣ったり、自分の竿に当たりが来ると、それが何よりの回復薬となって、まだ頑張れてた
そんな中だった
完全に疑似餌に食いついた当たりが来た
酔ってるなんて言ってる場合では無い
指示を受けながらリールを巻いていく
隣では同時にしろ氏もかかっていた
絶対逃す訳にはいかない
初心者だからとかは関係ない
執念だ
執念で無事釣り上げた
ネリゴと呼ばれる、カンパチの子供だった
しろ氏もほぼ同サイズのネリゴを釣り上げていた
人生初、そして今回唯一の釣果ではあったが、とてつもない達成感であった
11:00
先程の感覚をもう一度味わいたい!と気力を振り絞るも、もはや横隔膜は限界を迎えていた
ここで私は力尽き、船内で休ませてもらうことにした
薄れゆく意識の中、タクマ氏が釣り上げていた
狙いの青物ではなかったが、真っ赤な高級魚だった
(タクマ氏はこれまで毎回赤い魚を釣り上げていらしい)
15:00
到底寝れるわけないあらなぬはかと思っていたが、思ってた以上に熟睡し、そして回復した
体感3~4時間は休んだ
甲板に出てみると、午前中とは打って変わった穏やかな波になっていた
そんな中、皆はキャスティングでの釣りをしていた
私がダウンしている間の釣果を聞いたところ、全くかからなかったようで、そんな中1人休んでいたと思うと、それはそれで申し訳ない気分にもなった
回復したとは言え「すぐに釣りを再開して大丈夫だろうか?」そんな考えも一瞬過ったが、まだ私は1匹しか釣り上げていない
何のために福岡まで来たのか、少なくとも船上でピアノを奏でるわけでもないのにキラキラ物を流して、胃の方を洗浄したいぐらい気持ち悪くなって、扇状の物を探してパタパタ室内で休んでないで、早く戦場に戻らねば、、、なんて「せんじょう」ラッシュがあったとか無かったったとか(この間0.7秒)
兎にも角にも、ダウンしていた時間を取り戻す為にも、再び竿を取った(あれ、、、なんか急に卑猥)
午前中のジギングとは違い、キャスティングは、疑似餌をおもりとして、竿をしならせ、遠投するように海に投げ込む
残り時間も迫って来て、皆が一心不乱に疑似餌を投げ込んでは巻き戻してを繰り返してる中、その時は来た
今回のMVP、しろ氏の竿に遂に当たりが
しかも、明らかにこれまでと違う
魚の暴れ方がハンパない
船の左側面でかかったが、魚の動きを追って船首、そして右側へと移動させられる
しかも魚の引きが強くリールが簡単に巻けない
どう見てもこの日イチの大物がかかってる
「バレる(逃げられる)ぞ!!巻け!!」
船長の檄が飛ぶ
海面に魚影が見えた瞬間、皆が驚く
それまで釣り上げてきた1m弱の魚たちが小物に見えるぐらい、段違いのサイズのヒラマサだった
船体近くまで引き上げたとこで、船長がタモ(網)で引き上げ、この日唯一にして最大のヒラマサを釣り上げた
釣り上げたしろ氏だけでなく、全員のテンションが爆上がりしていた
16:30
さすがに時間ということで釣り終了
18:00
帰港、釣り上げた魚や釣具を船から下ろし、帰宅の準備
19:00
糸島出発、二手に別れ、私はしろ氏と釣具店に寄り、デジタル魚拓を取ってもらうことに
釣具店でヒラマサのサイズを計ると、体調121cm、重量15kg弱
釣具店に立ち寄ってたオジサンが写真を撮っていいか?と聞くぐらい、誰の目から見ても大物だった
21:00
レンタカーも返却しホテルへ帰ると、白州氏がネリゴを調理してくれていた
~白州メシ~
・土鍋炊き白飯(2周)
・ネリゴの刺身(2周)
・ネリゴの照り焼き(2周)
・ネリゴの炙り(2周)
・ネリゴの兜揚げ焼き
・ネリゴのあら汁
そんじょそこらの魚料理店よりも手際よく、しかも美味いメシを『コンロ2台』だけで作り上げてしまう白州氏の手際の良さは圧巻だった
本当にご馳走様でした
24:00
ネリゴパーティーを終え、皆泥のように眠る中、私は「陸酔い」を食らっていた
まだ船上にいるかのように、グワングワン揺れ続けていた
しかし、それもまた今日一日の良き記憶として布団に入った
【釣果】




